ジャズダンス、タップダンス、クラシックバレエ、ヒップホップなどのダンスを始め、いくつかの舞台を踏み、99年『ボーイズ・タイム』(パルコ劇場他)で本格的に舞台デビューを果たす。
その後、多数の舞台経験を重ね、ドラマ『さよなら小津先生』『ウォーターボーイズ』など話題作に次々と出演。舞台・ドラマと活躍するなか、2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』で、ブルーリボン賞新人賞、日本アカデミー賞優秀助演男優賞、新人賞を総嘗めにし、話題となった。近年では、自身が主演するダンスライブの演出も手掛けるなど、俳優業だけでなく、活躍の場を拡げている。
オファーが来たときは、今までにない興奮の仕方をしましたね。
小さいころ、夢中になって遊んでいた『ドラゴンクエスト』。今年30周年ということで、ぼくの人生とほぼ同じだけの歴史のあるタイトルなわけで、それに関わることができたというだけでも驚きなのに、まさか「声」という形でこのタイトルに関わることになるとは!
一番思い入れのある『ドラゴンクエスト』は『III』ですね。あとは海外にいる間は、パソコンから『ドラゴンクエストモンスターパレード』もやっていましたね。
『ドラゴンクエスト』の魅力は、冒険の中でいろいろとつまずくことが出てきたとしても、どこかに必ずヒントがあって、そのヒントをたどっていくとちゃんと物語を進めていくことができる、そんな「いい塩梅の難しさ」だと思っていますね。
そんなシリーズの生みの親である堀井さんが、収録にずっと立ち会って、演技指導までしてくれて、それはもう緊張しましたよ。でも、同時に、ゲームを作る現場に一緒に立てているということにすごく興奮しましたね。
僕が演じたキャラクター「ラゼル」は、いつもテンションが高い熱血のキャラクター。きっと彼からは元気をいっぱいもらえると思うので、是非ゲームの中で会えるのを楽しみにしていてくださいね。