『BLEACH』(茶渡泰虎)、『鬼灯の冷徹』(鬼灯)、『弱虫ペダル』(金城真護)
この話が来たときは、嬉しい気持ちが40、のこり60くらいは「荷が重い…」という気持ちでしたね。(笑)
僕もそうなんですが、根本的に「ドラゴンクエストのキャラクターは声を出さない」という認識だったので、ゲームを遊ばれた方の中に、それぞれのハッサンがいるはずなんですよね。すべての方の思い描くハッサンになるのはさすがに難しくても、それでも「おお、これはハッサンだな」と思えるものにどれだけ近づくことができるか、それに悩みました。
しかしもう『ドラゴンクエストⅥ』の発売から20年近く経つんですね…。当時はまだ大学生で声の仕事もしていなかったですし、まさか自分がハッサンの声をやるなんて想像もできなかったです。『ドラゴンクエストⅥ』はラストで予想していなかったことが起こったのが、当時衝撃的でしたね。ハッサンだけの話でいえば、〝せいけんづき〟を覚えたあとのハッサンライフは本当に充実していました。(笑) 本作の中でも、他のキャラはみんな武器をもっていても、ハッサンはちゃんと拳で戦っていてテンションがあがります!
前作ももちろんプレイしましたが、「ドラゴンクエスト」シリーズとコーエーテクモさんならではの爽快なアクションの両方の要素がしっかり入っていて、いい意味で敷居が低いアクションゲームになっていてとても楽しめました。誰にでも簡単に遊べるゲームというのも「ドラゴンクエスト」らしさなんじゃないかな、と思っています。
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ』! キャラクターたちが! あなたの手で! うごきます! 発売をお楽しみに!