本社:〒812-0041 福岡県福岡市博多区吉塚6丁目10番16号
電話:092(611)2750
設立:1960年12月(創業明治39年)
資本金:1,000万円
売上高:1億6,000万円(2021年9月)
従業員:25名
にわかせんぺいの発売は明治39年(1906年)。創業115年。
竹屋から饅頭屋に商売替えをしたのが東雲堂のはじまりです。
福岡は筑後平野の上質な小麦粉があったことや、長崎から砂糖を調達することも容易だったことから菓子作りには適した土地柄でした。
当時は博多駅前の三角形の敷地に乗客の待合所として商売を開始いたしました。
「三角屋」の名前で呼ばれ、その頃としては面白い建物として好奇の目を集めておりました。
博多駅の駅長より博多らしいお土産が作れないかと相談をうけ、作られたのが「にわかせんぺい」です。
福岡市指定無形民俗文化財として長い歴史と伝統を持つ博多の郷土芸能「博多仁和加」とは「ぼてかずら」に「にわか面」と呼ばれるお面を着けて行われる即興笑劇です。
博多らしさとは何だろうかと考えた弊舗初代はこの「にわか面」をモチーフに考案創製し、以来115年伝統製法を守りカタチを変えずに作り続けてきました。
カタチを変える
今回のスライムにわかせんぺいのようにカタチを変えたのは初めての試みでした。
弊社の理念はひとびとに笑みをはこぶお菓子をつくることです。
お客様に喜んでもらえるように、「スライム」と「にわか」を融合させるべくフォルムの調整を行いました。
生地の配合もスライム特有のアタマの端までいきわたるようにしなければなりません。
配合は春夏秋冬、晴れ、雨、くもりと季節や気温に応じて微妙に変化させています。
また、1枚1枚手押しにてスライムの目を押印し命を吹き込んでいきます。
パッケージはドラゴンクエストウォークと弊社の昔ながらのデザインを融合させて作成しました。おまけのお面もリバーシルタイプを採用し楽しみの幅が広がるようにしています。