勇者杯2019春

「勇者杯2019春」
オフライン二次予選の裁定について

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 4月21日(日)に開催した「勇者杯2019春」オフライン二次予選において、参加選手が失格となる裁定がありましたので、詳細をご報告いたします。

 今大会では、ジャッジステーションに提出された「試合結果記入用紙」に従って試合の勝敗を判断していますが、大会進行中に「実際の対戦結果と異なる結果を提出した選手がいる可能性がある」という申告がありました。

 本来、提出された「試合結果記入用紙」の内容を正としていますが、記入された試合結果が「引き分け」となっていたため、ジャッジチーム内で事実確認をしたところ、当該ラウンドでは、「引き分け」の裁定をした記録がなかったことがわかり、その結果、ジャッジの立ち会いなく選手同士で「引き分け」と判断していたことが発覚しました。

 あわせて、ゲームサーバ上の対戦ログを調査したところ、当該試合については大会ルールで定められた「引き分け」となるケースに該当しないことも確認されました。

 今大会では、先のお知らせの通り、現在のゲーム環境や当日のスイスドローのゲーム数が確保できない可能性を考慮し、試合中に両者が同時にHP0になる(=リザルト画面で「両者敗北」が表示される)場合にのみ「引き分け」とするルールを採用しておりました。

 「引き分け」はゲーム内に存在しない大会独自のルールであり、選手同士の誤判断や混乱を防ぐため、「引き分けと思われる状況が発生した場合は、手を挙げてジャッジを呼び、ジャッジ立会いのもと引き分け判断をおこなう」という説明を、フロアルールに明記するとともに、大会開始前に選手の皆さんに向けておこなっておりました。
 また、選手間同士での合意の上での引き分けもルールとして認めておりませんでした。

 本件について、ジャッジチーム・運営事務局で協議の結果、「ジャッジの介入なく、選手間のみで「引き分け」の裁定をおこなった」こと、大会規約の禁止事項のひとつである「虚偽の申請をおこなった」ことが大会ルールに反する行為と判断し、当該試合の両選手を失格といたしました。
 なお、両名の失格処分については本大会にのみ適用されます。

 今回の事態を受けまして、次回以降開催する「勇者杯」のルール及び運営については、慎重に議論・検討をしたうえで、参加する選手が日頃の鍛錬の成果を存分に発揮できますよう、さらなる見直しをおこなってまいります。

 今後とも「ドラゴンクエストライバルズ」をよろしくお願いいたします。