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『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~』堂々完結!「藤原カムイ先生×堀井雄二さん」完結記念対談の模様を一部先行公開!
最終回は『ヤングガンガン』2020 No.02(2020年1月4日発売)に掲載!最終第34巻は2020年3月25日発売決定!
2004年から15年に渡り『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されてきた『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~』(作画:藤原カムイ、脚本:梅村崇、監修:堀井雄二)がついに完結を迎えます!

完結を記念して藤原カムイ先生と堀井雄二さんによる夢の対談が実現しました。その模様は『ヤングガンガン』2020 No.02(2020年1月4日発売)に最終回とあわせて掲載されますが、特別に一部を先行して公開いたします!

1994年に連載を開始した『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』から数えて25年目にして初めて実現した対談で、どんなお話がかわされたのか。ぜひご注目ください!

藤原カムイ先生×堀井雄二さん完結記念スペシャル対談


―『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~』(以下、『紋継ぐ』)が、今号で完結となります。カムイ先生、お疲れ様でした!!

堀井雄二(以下、堀井) 最初に連載が始まってから30 年くらい経ちますよね。本当にお疲れ様でした。

藤原カムイ(以下、藤原) ありがとうございます。

― 今回お二人に集まっていただいたということで、まずは『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』(以下、『ロト紋』)の連載当初のエピソードから伺っていきたいと思います。

堀井 当時『ドラゴンクエスト』(以下、『DQ』)が社会現象になって、週刊少年ジャンプで『DQ』の世界を舞台にした『DRAGON QUEST ‒ダイの大冒険‒』というマンガを連載することになりました。そこから少し経ってから、月刊少年ガンガンでも『DQ』のマンガを連載したいという話が持ち上がったんです。

― なるほど。その段階で、カムイ先生が描かれるということは聞かれていたのですか?

堀井 聞いていました。それで「カムイ先生ならお任せできるな」と思って承諾したんです。

―カムイ先生のことはご存じだったのですか?

堀井 描かれた作品は知っていました。『チョコレートパニック』を読ませていただいて、「できるマンガ家さんだな」と思っていたんです。

―そうだったんですね。カムイ先生には、どういった形で連載のお話が舞い込んだのですか?

藤原 本当は、他の作家さんが描くという話だったらしいのですが、大人の事情でダメになったらしく(笑)。僕に決めていただいたみたいです。

― 実際にお二人が会われたのは……?

堀井 連載が始まってからなんですよ。

藤原 最初にお目にかかったのは、エニックス主催の出版パーティーの会場だったと思います。実はそのとき、堀井さんに「『ロト紋』のお話は『DQ』らしくない」なんて言われたらどうしようと思っていたんですけどね(笑)。

― そんな心配をされていたんですか!?

藤原 自分で勝手にそう思っていて、堀井さんに質問をした記憶があります。

堀井 ボク的には、全然大丈夫だったんですけどね(笑)。マンガ作品なので、ゲームとは少し違う感じにしてもらいたいという気持ちの方が強かったんです。ゲームはインタラクティブなメディアですけれど、マンガは一方向性の楽しいメディアですからね。それなのに同じようにしてもらうのは違うなって思っていて。

― そういう意味で『ロト紋』は理想的だった?

堀井 そうなんです。カムイ先生の世界観で描いていただけてよかったと思っています。

― ところで、『ロト紋』が『DQⅢ』の世界観をベースにしているのは、どちらが決められたのですか?

藤原 記憶が定かではないのですが、決めたのは編集部だったような……? ただ、タイミング的に連載がスタートしたのは『DQⅤ』が出る前だったと思うのですが、それまでの作品の中で一番好きだったのが『DQⅢ』だったので、すんなり受け入れられました。



……その後もお二人のお話は影響を受けた漫画作品やクリエイターとしての制作現場のことまで広がっていきますが、まだまだつづくお話の続きは『ヤングガンガン』2020 No.02(2020年1月4日発売)にてご覧ください!


『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~』サイトはコチラ!
https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/rotomon/


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